tamago達人のたまご tamago

技の前に音色だ!!

誰かのフレーズをコピーして、そのとおりに弾く。それはそれで楽しい。
難しいフレーズをすごく速く弾く。それもチャレンジ。
でも、いつまでも、それだけでいいのかな?


CD"Banjo Influences"は聴いてもらえたかな?
バンジョー弾き17人という、ある意味で無茶な企画ものだ。

「17人いると、自分のテイスト持っている人がはっきり出ますよね。」
有田:「僕は音色に惹かれる。音並びより、まずサウンドだね。」
「すごく、いいバンジョー使っていた人がいたじゃないですか。」
有田:「いたね。ああいうのはズルイよね(笑)。」

速く弾けても、難しいフレーズが弾けても、音色がよくなければガッカリ。
シンプルなフレーズでも、美しい音色が心に残るってこともある。
そう、今回のテーマは、音色です。

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印象に残るバンジョーの音色って、どんなものだろう。
有田の場合、たとえば、
アール・スクラッグスのカーネギー・ホールのライブでのフリント・ヒル・スペシャル。
ブッチ・ロビンスのブルーグラス・ブレイクダウン。
ソニー・オズボーンのブルーグラス・コンチェルト。
などなど。

自分のバンジョーで、その音色は出せないかもしれない、
でも、近づくことはできるかもしれない。
自分が出したい音を出すために、何を変えていったらいいんだろう?

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てっとり早いところで、ピックや弦を変えてみる。
新しい弦っていうのは基本でしょう。
バンジョーのフィンガーピックの角度には気を使っています。
ギターの場合は、常に数種類のピックを持っていて、
マイクのノリや、曲の雰囲気に合わせて変えます。
バンジョーの場合そこまでしませんが。
ベラ・フレックは人差し指と中指で硬さが違うフィンガーピックを使っているらしい。
なるほど?

そして、弾き方を変えてみる。
ピックが弦にあたる角度とか、速さとか、強さとか。
ほかの人のプレイも参考になります。
先日もビデオでスクラッグスが弾いているのを観ましたが、
右手の親指が弦に直角にあたっていました。
基本だ!

それから、意外にトライしないものですが、
バンジョーのセッティングを変えてみる。

ブリッジ(厚さや高さで音も弾き心地も変わる)、
ヘッドの張り(ゆるんでいたり寿命がきて弾力がなかったりする)、
フレット(これも浮いたり減ったり、寿命がある)、
そして、テールピースの角度!
調整してる?
有田は最近、スティーブ・ヒューバーのトーンリングに変えてみました。
音が甘くなりました。今のところ気に入っています。

それでもだめなら、バンジョーを変えるか!?
簡単にあきらめてはいけません。
自分のバンジョーでベストと思う音色をめざしましょう。

tamago

弦はなに使っているんですか、とかよく質問されます。
参考にしてもらうのは構わないけれど、いろいろ試してみてほしい。
バンジョーのセッティングや弾き方によって結果は違うし、
弦やヘッドの寿命も人によって違うと思うので、
正解はありません。
有田にいちいち質問しないようにね。

あなたにはあなたのバンジョーがあって、あなたの理想とする音色があるはず。
一度、徹底的にセッティングや弾き方を変えて、
自分のバンジョーの音色を分析してください。
技はそれからでも遅くない!!

ということで、次回につづく。


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